終わりなき旅~自律神経失調症と生きる~

自立神経失調症と生きるミスチル好きの普通のサラリーマン。雑記ブログ

1年経っても治らない副鼻腔炎

私は、2015年12月から、自分の自立神経を整えていくために日々いろいろなことを試し、前向きに取り組んでいました。

 

私の症状

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調子が良くなったり、悪くなったりを日々繰り返しながら。時には、頭の中がモヤモヤして、不安感に襲われることや、もう説明がつかない多彩な症状がでることもありました。しかし、そんな中でも前向きな気持ちを持ち、日々生活してきました。

 

自律神経失調症という症状は、休んで何もしなければ良くなるわけではないのです。むしろ、家でじっと休んでいた方が悪いこともあります。何をしても体調が悪いなら、人に会ったり、外に出かけたり、好きなことに時間を使おうと考え、余程体調が悪くない限りは、アクティブに動くようにしていました。

 

そんな中、2017年の春頃にひどい副鼻腔炎になりました。私は、いつも風邪をひくと大体拗らせ、副鼻腔炎を発症させていました。緑色の鼻水や、後鼻漏による咳、頭痛など引き起こすのです。約一か月くらい耳鼻科に通ってやっと完治するという状態でした。

 

ただ、このときの副鼻腔炎は上記の症状に加え、ものすごい嫌な臭いがありました。なんとも言えないのですが、玉ねぎが腐ったような臭いだった気がします。それが常に、鼻の中から臭いました。特に、寝転がったり、頭を下にすると、緑色の鼻水とともに、臭いが漂い苦しみました。そして、風邪の症状が完全に治っても、この臭いと鼻水の症状は消えることがありませんでした。また、鼻の症状があると、普段から感じていた自立神経の症状が悪くなるのです。特に「耳鳴り・めまい・ふらつき」といった症状が強くなります。おそらく鼻の症状が悪いと、耳にまで影響して平衡感覚が狂うのかなと考えていました。

 

もちろん耳鼻科に行き、CT検査を受けました。鼻の状態はかなり悪く、片側が真っ白に写っていました。健康な状態は、副鼻腔は、空洞なので黒くなるのですが、左側の副鼻腔は真っ白なのです。

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症状が酷かったときのCT画像

医者からは、長期戦になるけど、治りますと言われ、クラリスという抗生物質を処方してもらいました。毎日、処方された通り通常より少ない量で長期間飲み続けました。半年以上飲んだと思います。また、ネブライザーなどの通院もしていました。しかしながら、症状が一時的に良くなったりもするのですが、完全に治ことはありませんでした。そして、やはり臭いの強い鼻水が出たり、後鼻漏による咳が出るのです。

少しは回復しているのかと、2018年になる頃に再びCT画像をとったのですが全く変わっていませんでした。

 

そこで、大きな病院へ行ったほうがよいと、耳鼻科の先生に言われ、「〇〇〇病院」へ紹介状を書いてもらい、そこへ行きました。そこでの医者の診断では、あっさりと「手術しましょう」と言われました。慢性化した副鼻腔炎では、外科的に膿を出さなければ治癒できないというのです。まさかいきなり手術になるなんて思いませんでした。しかも、先生の説明では、手術して治癒しても、また、症状がでてしまうこともあるというのです。私は、手術をいったん拒否し、先生に漢方薬を試したいので、様子を見させてくださいとお願いし、その日は帰宅することになりました。

 

続きは次回の記事に書きます。

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