こんにちは。おわりんです。今日は、私が、社会人になったときに、とてもためになった本の話をしたいと思います。
私が、社会人になったときに最初にぶつかった「悩み」の1つは、「コミュニケーションの能力の低さ」でした。なぜなら、学生時代で使ってきたコミュニケーションとは、まったく質が異なるからです。学生時代は、誰とでも仲良く話せることがコミュニケーションだと思う人が多いと思います。例えば、共通な話題を引き出したりして、誰とでもたわいもない話ができたり、人に合わせて共感をもってもらうことだったりとかです。これは、これで1つのコミュニケーション能力だとは思いますし、もちろん社会人としてもこの能力も十分に必要です。しかし、この能力だけが高くても仕事のできる人にはなれません。ビジネスで使うコミュニケーションは、まったく違うのです。ここに気づくか、気づかないかは、自分の成長に大きな差を生むことになります。
・「人にやりたいことを伝える」
・「人に納得してもらう」
・「目指す結果を得るために行動してもらう」
ここまでできる力をビジネスのコミュニケーション能力だと思います。この力は、非常に大切です。一生モノの力だと思うし、また、仕事でも大きな成果を出すための基本能力です。なので、これは、若いうちに積極的につけるべき力になります。
この能力は、IQが高いから低いからとかは関係ありません。現に、私は、頭の回転が非常の遅く、決して頭が良くはありません。国語の読解能力なども低い方だと思いますが、今では人から「わかりやすい」と言われたり、周囲の協力を得られるようになりました。
決して諦めず自分にできることを少しずつやるべきです。基本的な考え方を正しく学び、スピードがなくてもきちんと思考することができるようになれば、誰だってコミュニケーション能力は上がります。そして、ビジネスとして困らないくらいには、コミュニケーション能力がつきます。また、思考するスピードも向上していくと思います。
今回紹介する本は、成長のきっかけを与えてくれた本です。30分程度もあれば読めるシンプルな本ですが、基本的なことがしっかり書かれていて、コミュニケーションの本質を理解するという観点では非常に良い読み物になると思います。コミュニケーションの技術としては、「プレゼン能力」や「話し方」などいろいろなスキルがありますが、間違いなくこの本は、そういった基本を学ぶ初めの1歩としてとても役に立つ一冊になると思います。人とのコミュニケーションでうまくいかず悩んでいることがあれば、一旦基本に立ち返って、是非読んでみる価値があるのではないかと思います。
①「自分のメディア力を高める」
②+③「意見+根拠」
④「目指す結果」
⑤「論点」
⑥「相手にとっての意味」
⑦「根本思想」