終わりなき旅~自律神経失調症と生きる~

自立神経失調症と生きるミスチル好きの普通のサラリーマン。雑記ブログ

情報が多すぎて、脳が疲れる現代人

こんにちは。おわりんです。今日は、気ままに思考を文章にしたいと思います。

 

現代は、情報が多いなと感じることが良くあります。本当に溢れかえってますね。便利なことや、そのおかげで助かることなどもちろんメリットが多数あることも重々承知ですが、なんかこの20~30年間くらいで人間らしい生活からどんどん離れていってる気もします。

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電車にのれば90%以上の人が、スマホやタブレットを片手に何かを検索し、夢中になってみています。客観的に見ていると、とても気持ち悪い光景です。他人のSNSを一生懸命チェックしている人、ひたすらゲームをやっている人、録画したTVや映画を見てる人、ニュース、5ch、コンプレックスの検索、ライン、本当に本当にキリがない多くの情報をひたすらチェックしています。人間の脳は興奮してひたすら酷使されている気がします。目には見えないけど、自分の周りには無数の電波に「0と1」の情報を乗せられて飛び交っています。超高速に情報が体中をまとっているような気がしてきておかしくなりそうです。ブログだって、このインターネット情報社会が産み出した産物であることは間違いありません。

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仕事のスピードだってどんどん高速化しています。30年前と比べたら、仕事の処理スピードは、数百倍の速さがあるのではないでしょうか?人で行ってた仕事はどんどん自動化され、書類などのやりとりはどんどん電子化され、社内の中でも個人個人がスマホやメール、スカイプさらには、バーチャル空間での会話などを活用し、移動をしなくても人と打合せができたり、モノを確認できたり。目まぐるしい進化です。個人の処理する仕事量が加速的に増加したことは間違いありません。

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また、子供の生活だって進化しています。インターネットで何でも調べられて、ひたすらYouTubeやTikTokをみたり、情報を吸収するスピードがものすごいです。人と直接会うことなくゲームの中で会話し、スマホなどの電子機器を使いこなし友達と1日中連絡を取れたり、おそらく脳はフル稼働で興奮していることでしょう。

 

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今はもはや、インターネット上の情報は、脳の一部として使ってるくらいな気がします。暗記するだけの知識を、頭の中で覚えることなんか必要ないのではないかとまで思います。だって、必要な情報をインターネットで検索すれば済むので。英語などの言語だって、単なるコミュニケーションの手段の1つなので、IT×AIの力でその場で日本語を英語に変換する翻訳機があればよいのです。将来は、そんな時代もすぐに来るでしょう。今まで身に着けてきた、知識や経験の価値が変化していく時代がきっときます。

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この先は、10年、20年たったらどうなるのだろう?想像もつかない進化がまたどんどん起こるだと思います。時代にしがみつかないとあっと言う間に時代に置いて行かれるだろうなと思ってしまいます。そして、ITの力を使いこなせる人と使いこなせない人との差はどんどん開いていくのだろうと思います。

 

なんだか、こんなことを考えていると、「昭和」のまだ個人がケータイすらを持っていない時代で過ごせたらなと感じてしまうこともあります。人に会うことや、情報を得ることが今とはくらべものならないくらい価値があった気がします。何か行動起こすことが、とても手間があって、非効率なことも多々あったかもしれないけど、そうやってみんな生きていた時代があったのです。もちろん、昔よりも良くなったことがたくさんあると思います。情報通信の発達により、昔では助からなかった命が助かるようになったり、犯罪を抑制することができたり良くなったことも多々あると思います。

 

それにしても「情報」多すぎますね。

 

一説によると、現代人の一日に浴びる情報量は、江戸時代の「一年分」、平安時代の「一生分」に相当するそうです。

ourage.jp

でもなんか納得してしまいます。通勤する間だけでも、ものすごい情報が目や耳に飛び込んできます。平安時代にはなかった車の移動、信号、電車、無数の広告、スマホの情報、昔にはないいろいろな音、すさまじい情報があります。脳が処理しなけれなならない情報は、膨大です。また、さらに今後は、5G通信など、ビックデータの高速通信ができるようになり、求めればさらなる情報を浴びることが予想されます。

 

人間の「脳」は、人類が誕生したときから、基本的には機能は変わってないはずです。同じ構造でできています。それなのに情報だけここまで爆発的に増えると「脳」が壊れていく人がいてもおかしくないと思います。この脳の疲れや異常反応が、実は、「自律神経失調症」や「うつ」などを引き起こしていることも少ならからずあるのだろうと感じます。過剰な情報は、脳にストレスを与えます。

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情報を浴びる量をある程度規制していく仕組みを作ることや、もしくは、自ら情報を遮断し、しっかり脳を休ませるということを個人で意識していく必要があるかもしれません。