おわりんです。ひさしぶりです。
久しぶりのツアーに行ったことを記事にしています。
2024年は、2回もツアーに参加しました。
また、時間がかなり経ってしまいましたが、記録しておきます。(遅すぎですね。。それでも記事にします)
ツアーに始まるとワクワクがとまらないです。
①2024年9月27日さいたまスーパーアリーナ
②2024年10月26日神奈川県・Kアリーナ【追加】
今回は、①と②2つの公演に参加しました。
セトリの内容は全く同じでしたが、どちらもよかったです。
音響に関しては、②の方が良かったかなという感じです。
また、新しい会場で初めてだったので、近代的で建物にとても感動しました。





セトリ
1、叫び 祈り
2、I MISS YOU
3、REM
4、アンダーシャツ
5、Everything(It’s you)
6、靴ひも
7、Fifty’s map〜大人の地図
8、青いリンゴ
9、つよがり
10、Are you sleeping well without me?
11、LOST
12、アート=神の見えざる手
13、雨の日のパレード
14、血の管
15、Party is over
16、We have no time
17、ケモノミチ
18、365日
19、記憶の旅人
20、The song of praise
21、End of the day
22、未完
23、終わりなき旅
【アンコール】
24、Hallelujah
25、優しい歌
26、Sigh
27、in the pocke
感想
今回のツアーは、印象はとても暗い曲ばかりです。
メロディはどれも幻想的な、「迷いの森」に迷い込むような、不思議な世界観に連れていかれるようなそんな感じでした。まあ。これは私の印象なのですが。。
アルバムを購入して、聞いていたときも、「miss you」というアルバムは、とても暗い曲ばかりだな。何回も聞こうとという気持ちになかなかなれませんでした。
だけど、ライブに行くと、この世界観に惹き込まれました。というか、ライブに行ってこそ、このアルバムの良さを感じれるのかなとも思いました。逆に言うと、ライブに行かなかった人には、あまりよくない「アルバム」で終わってしまうのかなと思います。
印象に残った曲を一部紹介
「I MISS YOU」
1曲目は、最高でした。この曲で、このアルバムの世界観に一気に惹き込む感じでした。アルバム音源とほぼ忠実に歌ってくれました。ほんと1曲目って大事です。1番感動しちゃうところでもあります。リアルな櫻井さんがそこいて、リアルな声がスピーカー越しに自分のリアルな耳に入ってきて体感できる。こんな体験がライブの醍醐味だと思っています。エコーが若干きいてるせいか、幻想的な感じに聞こえてきます。さあ、始まるよ僕らのアルバムの世界観に連れて行くよって感じでとてもよかったです。まんまと惹き込まれました。
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
寝苦しい夜 汗ばんで
張り付いた Tシャツのように
悪いイメージが離れないぜ
淀んだ川があったって
飛び越えた その度ごとに
でも その意味さえ
わからなくなるね
I miss you
繰り返すフレーズ
迷って試して信じて疑って
何が悲しくって
こんなん繰り返してる?
二十歳(はたち)前想像してたより
20年も長生きしちまった
それは確かに
感謝しなくちゃね
I miss you
繰り返したフレーズ
庇(かば)って叱って
祈って歯向かって
何が嬉しくって
こんなん繰り返してる?
誰に聴いて欲しくて
こんな歌 歌ってる?
I miss you
繰り返すフレーズ
迷って試して信じて疑って
I miss you
繰り返したフレーズ
庇(かば)って叱って
祈って歯向かって
何が悲しくって
こんなん繰り返してる?
誰に聴いて欲しくて
こんな歌 歌ってる?
それが僕らしくて
殺したいくらい嫌いです
「アンダーシャツ」
これが流れた瞬間、「うおぉー」ってなりました。名曲というよりかは、久しぶり懐かしいって感じですかね。なんせアルバム「discovery」のツアー依頼じゃないかな?自分は当時高校生の頃に行ったライブを思い出しました。
この曲のメロディーはあまり好きではないですが、櫻井さんが叫びながら歌っているイメージです。歌詞の中身よりも、その音とメロディーで当時の自分を思い浮かべました。
アンダーシャツ 歌詞 / Mr.Children
練りに練られたカリキュラムにそって
若年寄はトレンド志向の強い Dream
あなたも私も何かが足りない
心の隙間を金で満たし Cheers
デザイナーズブランド インポートワイン
"高価い物がいいもん"の理論
叩き込まれて 僕等は不敵
何処かの国では宗教がらみの正義をめぐって
しかけるプラスティック ボム
ご飯は残して外国から仕入れて
平和でいいな 戦争の無い国 yeah
フリースタイルジャズ モータウンサウンド
ウエストコースト カントリーにテクノ
ジャンルは ともかく 音を鳴らせ
泣いて 笑って 叫んで 溢れ出すエゴ
抱いて 触って 歌って 魂よ癒えよ
心はいつでも 真っ白なアンダーシャツ
金縛りにあい涙をためても
隣の女の態度は他人行儀
テレビをつければバブルがはじけて
私腹を肥やして捕まる参議院議員 yeah
スリーオンスリー ロッククライミング
フットサル フリスビーにゴルフ
なりふりかまわず 汗を流せ
飛んで 走って 転んで 体脂肪よ燃えよ
吸って 吐いて 吐いて 魂よ癒えよ
朝から晩まで 真っ白なアンダーシャツ
何から何まで意味なく思えて
紳士な振りして静かに飲む GIN
いつかは誰もがやがては誰もが
死にゆく自分を愛せるだろう
泣いて 笑って 叫んで きりがないエゴ
抱いて 触って 歌って 魂よ癒えよ
食って 飲んで 眠って 起きて
生まれて 生きて 死んで 魂よ癒えよ
心はいつでも 真っ白なアンダーシャツ
冬でも夏でも 真っ白なアンダーシャツ
「アート=神の見えざる手」
この曲は、度肝を抜かれるような曲です。アルバムで聴いてるだけで、なんだこの曲と思う方が多いのではないでしょうか?女性の方は、耳はふさぎたくなる方もいるでしょう。そのくらい、歌詞が刺激的で、かつ、人間の裏側をえぐるような、醜い部分をさらけだすような感じの曲だと感じます。
ただ、この曲をきいて感じたことは、このライブの中で櫻井さんが1番力を込め、完成度を高めるために、何度も練習に練習を重ねてきたのだろうと感じました。
この曲を歌っているときは、椅子に座り、マイクを両手に握って、狂気に満ちてるように憑依された櫻井さんが熱唱していました。映像も含め、演出完成度の高さに曲が終わると歓声がわきました。ものすごいことを歌詞で表現しているのに、とてもかっこいいと感じるほどでした。
普段さわやかな櫻井さんですが、過去の90年代の櫻井さんはこんな表現を社会に対して歌ってたなということを思い出しました。とにかく、アルバムできくのとライブでは一番ギャップを感じる曲になると感じました。最高でした。
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
先ずは弁護士を呼んでください
そしたら全てをお話し致します
僕は人を殺めました
直接 手を汚しちゃいないけれど
しかし神様を信じています
そう全ては神様の見えざる手
僕に悪魔の真似をさせたのも
ある意味 神様の見えざる手
望まれたことに応えたいだけ
刺激が足りないって みんな言うから
「酷い」とか「汚い」とか「卑怯」とか
その通り それも想定内です
望まれたことに応えたいだけ
ワクワクしたいって 君が言うから
「酷い」とか「汚ねえ」とか「卑怯」とか
嬉しさに顔が歪みます
僕にはトラウマがあるんです
子供の頃の消せない記憶です
心に傷を負いました
それも包み隠さず告白致します
僕の、、、にカッターを当て
彼は友達について話します
友達にだって契約があって
カッターは契約書の代わりです
人間の血が鉄の味なのは
硬く強い絆を欲しがってるからなんだよって言いながら
僕のそれにカッターを当てて
その時凄く痛かったけれど
何かとても晴れやかな気持ちで
ポタポタ血が滴り落ちる中
僕のそれは硬くなってました
安直にセックスを匂わせて
倫理 道徳に波風を立てて
普遍的なものを嘲笑って
僕のアートは完成に近付く
大衆を安い刺激で釣って
国家権力に歯向かってみせて
半端もんの代弁者になる時
僕のアートは完成致します
彼女は恋人でした いや今も
彼女も分かってくれています
ボクが殴ったり蹴ったりするのも
全部愛するが故なのだと
彼女もトラウマを抱えてました
面倒臭いから割愛しますが
どこか常識で測れない
僕達のこの恋をご理解下さい
ワイドショーは動画サイトを
ただ横流ししてお金を稼ぎます
何とかしなきゃいけませんね
早急な対応が待たれます
中華人民共和国と北朝鮮のアンビリーバブルな行動
非常識だと報道するけれど
じゃあどこの国が常識的だと
あの金髪女は言うのでしょう?
何とかしなきゃいけませんね
早急な対応が待たれます
何とかしなきゃいけませんね
早急な対応が待たれます
望まれたことに応えたいだけ
刺激が足りないって みんな言うから
「酷い」とか「汚い」とか「卑怯」とか
その通り それも想定内です
望まれたことに応えたいだけ
ワクワクしたいって 君が言うから
「酷い」とか「汚ねえ」とか「卑怯」とか
嬉しさに顔が歪みます
安直にセックスを匂わせて
倫理 道徳に波風を立てて
普遍的なものを嘲笑って
僕のアートは完成に近付く
大衆を安い刺激で釣って
国家権力に歯向かってみせて
半端もんの代弁者になる時
僕のアートは完成致します
「End of the day」
とてもリズミカルで、聴きごこちが良い曲。とてもライブ映えする曲で生で聴けてラッキーな気持ちになりました。
目標をもって努力しているのだけど、なかなかうまくいかなくて、もがいていて、そして、そんな中でも、あきらめない気持ちをもって、あと少しだけもう少しだけ頑張っていこうと曲です。これを聞くと、自分と重ねながらまだやれるぞなんて思いながら聴いちゃいます。
ありきたりの曲なのかもしれないけど、櫻井さんの思いが伝わるとてもよい曲でした。アコギをとても速くカッティングする姿が好きです。あんな速さで弾きながら、よく歌えるなぁと思っちゃいます。プロにとっては簡単なことだと思うけど、本当に楽器と声が一体化している感じが最高です。
歌:Mr.Children 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
目指したものが 自分とはあまりにかけ離れてて
どうせあそこには 届くはずがないんだって吠える
「なんとかなるさ」「ケ・セラ・セラ」
「It's gonna be alright」
そんなフレーズさえも とんだ戯言に思える
End of the day 昨日と変わらぬ1日が
End of the day また過ぎる
いつか いつの日か そう言ってやり過ごして
気が付きゃロスタイム
で、慌てるから乞食は貰い損ねる
甘えて過ごした 子供の頃と根底は同じ
今日も一からの
いやマイナスからのスタートを切る
End of the day 少しも前に進んでない
End of the day また同じミス
Oh No! Oh Yes!
あと一歩のとこまで きっと来てる
そうやって言い聞かせて
もっと もっと
輝ける日は来る きっと来る
もう少し そう信じて
競争しながら 人は切磋琢磨していくんですか?
その理想論が また人の上に人をつくる
なんてデカイ話にすり替えて
何かを否定しなくちゃ
もう可哀想なくらいに 自分がちっちゃく思える
End of the day どのくらいの価値があるんだろう?
End of the day 今の自分に
Oh No! Oh Yes!
本当はもう掴んでて 届いてて
気付いてないだけ
もっと もっと
羽ばたける日は来る きっと来る
あと少しそう信じて
Oh No! Oh Yes!
あと一歩のとこまで きっと来てる
そうやって言い聞かせて
もっと もっと
輝ける日は来る きっと来る
もう少し そう信じて
Oh No! Oh Yes!
本当はもう掴んでて 届いてて
気付いてないだけ
もっと もっと
羽ばたける日は来る きっと来る
とりあえずそう信じて
あと少し そう信じて
無くしたものと手にしたものを秤にかければ
きっと圧倒的に前者に傾くと知ってる
でも明日は来るさ
寒い夜にだって終わりは来るさ
太陽は昇り
どんな人の上にもまた新しい 暖かな光
「未完」
未完を聞くとこの上記映像のツアーを思い出します。
今回のライブのアンコールでは、「miss you」の世界観から一気に離れ、いつもながらの、活力がみなぎる曲が聴けました。やっぱりこっちが好きという人が多いと思います。
それと「未完」が世の中に出た年は、僕が体調不良が始まったときの年だったので、とてもよく覚えています。当時は、もう毎日暗いトンネルの中を永遠に走り続けているようなとても辛い年でした。いまは、もう乗り越えたと思います。僕の人生で今のところ一番つらい時期で、これを乗り越えられるなら仕事なんて楽勝だと思えるくらいでした。いろんなものを失ったと思います。でも今はもっと強くなって、今をちゃんと生きていると感じることができるようになりました。
作詞:KAZUTOSHI SAKURAI
作曲:KAZUTOSHI SAKURAI
さぁ行こうか 常識という壁を越え
描くイメージはホームランボールの放物線
そのまま消えちゃうかもな
いいさ どの道いつか骨になっちまう
思い通りに いかないことがほとんどで
無理に足掻けば囚われの身の動物園
いつか逃げ出してやるのにな
尖らせた八重歯 その日までしまう
離れたり近づいたりして 当てずっぽうのパスワード
あと少しでロックは解除出来るはず
そう言い聞かせて狙うお宝
「いっそ飛べない鳥の羽なんか もがれちまえばいい」
そう ぼやいてみたって未来は手を差し出しちゃくれない
ここがどこだとしても
まだ出口まで遠くても
そのぬかるみを越え きっと辿り着く
胸の中の約束の場所へ
ヘッドフォン フルボリューム 地下鉄のホームで
目をギラつかす資本主義者の巣窟へ
迷い込んできた鳥が
出口を探して飛び廻ってる
暴れたり 叫んだりして 噛みついてみんのはどう?
満ち足りた顔して見えても 実際みんな退屈そうだから
さぁユニフォームを脱いで自由を手にしたらいい
例えば僕は武将で慕った家来が寝返ったって良い
僕が誰だとしても
みんな遠くで笑っていても
自分が誰よりちゃんと分かってる
胸の中の約束の場所を
「いっそ飛べない鳥の羽なんか もがれちまえばいい」
そう ほざいてみたって試練は手を緩めちゃくれない
だから もうユニフォームを脱いで 脱いで
自由 自由 自由!!
今日も僕は昇ってく
時に下り また昇る
繰り返しながら いつか辿り着く
胸の中の約束の場所へ
さぁ行こう 常識という壁を越え
描くイメージは果てなく伸びる放物線
未来へ続く扉
相変わらず僕はノックし続ける
し続ける
「in the pocket」
最後に新曲をもってくるいつものパターン。この曲は、櫻井さんらしい、POPなメロディです。昔のミスチルらしい、ヒットを狙って作ってる感じがわかる、僕にとってはそんな曲です。曲のKEYも低めに作られていて、今の櫻井さんの声が一番光る音域に合わせ込まれています。
こんな風に書いてますが、もちろん好きです。
今回のアルバムの曲ではないですが、いつもアルバムの中に1つ隠れている名曲となるような曲です。
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
見上げれば頭上に
雲が流れる
自由にカタチを変えて動く雲が
思ってた以上に
自分探しに戸惑って 患って
足元ばっか見てた
堅苦しく考えずに
楽しんで良いんだって
あの日、叩き付けた
伴盤の音は教えてくれた
去年の上着のポケットに
迷いは置いてきたんだ
今日からまた新しい「私」が始まる
心はまだ不安定で
カーテンのように揺れるけど
吹き抜ける風の
心地良さを感じる
経験値によって
失敗を避けて
簡単に答えを導く術を知る
なのにどこかきっと削り取られた
大胆で不恰好な大事なモノがある
「好きな色を手に取って
描いていいんだ」って
絵が苦手な子供(こ)には
そう言って画用紙を渡そう
なんて、、、
絡まった靴紐は
解くのを諦めて
忘れて遊んでたら
知らぬ間に解(と)けてた
思うようにはならない
ハプニングの連続でも
分かってる
ならばそれを楽しむだけ
誰の心にも
不透明で濁った景色がある
自由でいる方法なんて
いくつだってあるって
昨夜(ゆうべ)掻き鳴らした
六弦の音は教えてくされる
昨日のシャツのポケットに
悲しみを置いていくんだ
今日からまた新しいあなたが始まる
心はずっと不安定で
カーテンのように揺れるけど
吹き抜ける風の
心地良さを感じて
ただ今を楽しんでいたい