今日は、「日常」の素晴らしさを歌ったMr.Childrenの曲を紹介します。
Mr.Childrenは、「日常」をテーマに歌っている曲が多くあります。特別なことはなく、面白くない何気ない毎日でも、少し視点を変えるだけで、幸せなことはそこら中にたくさん転がっているということを教えてくれます。今を大切に生きることは、幸せな人生を生きるために非常に重要です。
Documentary film
この歌は、「死」というものを意識することで、日常が尊いものだということを主張しています。特別なことが何もなく、退屈な日がどんなに幸せなことなのか。それを「今」この瞬間に感じとって幸せを噛みしめて生きなければなりません。何もない日常で、子供達が笑ったり、喧嘩したりしてるその光景は、自分が死ぬとき、どんなにその時間が愛おしく、戻りたいと感じるのだろうと想像させられます。
「あらゆるもに終わりがあること」この一文が私には突き刺さります。
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
今日は何も無かった
特別なことは何も
いつもと同じ道を通って
同じドアを開けて
昨日は少し笑った
その後で寂しくなった
君の笑顔にあと幾つ逢えるだろう
そんなこと ふと思って
誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを
今日も独り回し続ける
そこにある光のまま
きっと隠しきれない僕の心を映すだろう
君が笑うと
泣きそうな僕を
希望や夢を歌った
BGMなんてなくても
幸せが微かに聞こえてくるから
そっと耳をすましてみる
ある時は悲しみが
多くのものを奪い去っても
次のシーンを笑って迎えるための
演出だって思えばいい
枯れた花びらがテーブルを汚して
あらゆるものに「終わり」があることを
リアルに切り取ってしまうけれど
そこに紛れもない命が宿ってるから
君と見ていた
愛おしい命が
誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを
今日も独り回し続ける
君の笑顔を繋ぎながら
きっと隠しきれない僕の心を映すだろう
君が笑うと
愛おしくて 泣きそうな僕を
彩り
この曲も日常を歌っているとても有名な曲です。自分のした小さな行動が、回り回って誰かの笑顔作ってたりする。そんな風に考えると、日常の何でもないことに彩りが加わり、心が生き生きとしてきます。
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑
今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
取り上げて議論して
少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民
憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて
カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ
そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える
あわてて僕は彩を探す
にじんでいても 金 銀 紫
ただいま
おかえり
なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ
なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐は 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り
PADDLE
とてもリズミカルな曲調で、そして話言葉のような歌い方で音を区切って歌っています。心がワクワクしてきて、何か日常の中でも、変化を起こして行動していこうって気持ちになります。人間は、何かに変化を起こすことに抵抗を感じる生き物だと思います。ストレスを感じたり、行動を起こして失敗を悔いたりするくらいなら、何も変化を起こさない方が良いのではと感じることもあると思います。
ただ、実際は、小さな変化を起こし続けて新しいことを発見していくことも大切だと思います。自分が死ぬ直前になれば、どんな失敗もちっぽけなものだと思います。小さな変化を起こしながら、いくつになっても変化していきたいです。
私事ですがこの曲を聴くと、就職や進路についていろいろ悩み葛藤していたことを思い出します。
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
ほんの束の間 胸の中に巻き起こる風 風 風
「今しかないよな」って 呪文みたいに繰り返す
日常の下敷きになって 埋もれたモノを取り返すんだ
「甘い夢だ」と誰かがほざいてたって
虎視眈眈と準備をしてきた僕だから
きっとうまくやれる
行こうぜ
新しい記号を探しに
フラスコの中 飛び込んで
どんな化学変化を起こすか
軽くゆすってみよう It's OK
ゆけ 荒れ狂う海原の上
未来へと 手を突きだして
もしかしたら今日は何も起こんないかも
でも 明日へとパドリング
時々誰かが僕の人生を操ってるような気がする
誰に感謝していいのかは分からないけれど
僕は今日も生きてる まだ もう少し君を愛していれる
良い事があってこその笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃ 良い事あると思えたら
それが良い事の 序章です
新しい希望を見つけよう
フラスコの中 飛び込んで
どんな化学変化を起こすか
もう一度ゆすってみよう It's OK
ゆけ 高い デカイ 波に乗れ
怯んでる自分蹴飛ばして
もしかしたら明日も何も起こんないかも
でも 永遠のパドリング
皮肉で溢れた世界
不安と怒りの過渡期
見失わぬように進もう
時々 上手に
息抜きしながら
身をかわしながら
行こうぜ
新しい希望を見つけよう
フラスコの中 飛び込んで
どんな化学変化を起こすか
ずっと ゆすっていこう It's OK
ゆけ 荒れ狂う海原の上
未来へと 手を突きだして
もしかしたらずっと何も起こんないかも
でも 永遠のパドリング
ただ ただ 明日へとパドリング
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