終わりなき旅~自律神経失調症と生きる~

自立神経失調症と生きるミスチル好きの普通のサラリーマン。雑記ブログ

【ミスチル既存のスタイルにとらわれない前代未聞のライブ】Mr.Children REFLECTION {Live&Film}

こんにちは。おわりんです。

 

今日は、Mr.Childrenのライブの中で、初のセルフプロデュースにより行われたライブについて紹介したいと思います。

完成度の高いアルバム「REFLECTION」どれもメジャーシングル級

2015年のライブです。このライブ本当に力の入った作品ばかりで、とても完成度の高い作品だと思っています。絶対もっておきたいミスチルのライブ映像なのでお勧めです。この作品は、セルフプロデュースということで、「小林武史」さんの力を借りずに音楽の制作、ライブ運営を行った新しいMr.childrenが記録されています。

このライブは、私にとって思い入れのあるライブでした。そう2015年6月3日の埼玉スーパーアリーナのライブでした。実は、2015年5月の予防接種を機に自律神経が非常に悪くなり(打った数時間後から耳鳴りめまいが止まらなくなった5年ほど続いた。その話は過去ブログで。。)

owarinaki-tabi.com

どん底に体調の中もう死んでもいいなんて心の中で思いながらのライブを迎えました。そのライブで心が軽くなり涙を流した覚えがあります。2015年6月3日の当日、会社終わりに、直接会場に向かう途中で、予防接種を打った病院からの血液検査の結果を聞いてから行ったのです。あまりにも体調が悪くて、予防接種が原因だと決めつけていましたが、検査では何もでなく精神的なものと片付けられてしまいました。

 

それでもどうでもいいと思えるくらその日は素晴らしかったミスチルのライブです。そのくらい感動しました。嫁さんと二人で行ったのを覚えています。

 

また、REFLECTIONというアルバムのツアーだったのですが、そのアルバムが発売する前に行わわれる前代未聞なライブツアーだったのです。みんな聞いたことのない新曲ばかり歌われるライブで新しい感覚だったのを覚えています。最高でした。

お勧め映像「Mr.Children REFLECTION {Live&Film}」

fantasy

fantasy

オープニングの曲です。ミスチルの歴代のオープニングの中でもベスト3に入るカッコよさです。スモークの中でfantsyの1番のサビ直前まで歌い、サビに入るところでスモークが消失し、Mr.Childrenのメンバーが現れます。「だれ~も~がぁーーー」ってとこが本当にかっこいいです。ただ、私がライブ行ったときは、座席がめちゃくちゃ悪く、ステージの真横のようなところだったのでスモークの横からうっすら見えていました(笑)なのでライブDVDで正面から見たとき、感動しました。曲自体は、BMWのCMで何度かサビは聞いていたのですぐにわかりました。

曲が終わると、嫁さんが初めて大声で「田原さ~ん」と叫びました。よくファンがやるやつなのですが、桜井さんじゃなくて「田原さん」なところにちょっとびっくりしたのですが、なんかそれを聞いてちょっぴり笑ってしまいました。そんな思い出があります。

歌:Mr.Children

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう
知られちゃマズい たいそうな話は特にないけれど
ゴミ箱に投げ捨てたファンタジーをもう一度拾い上げたら
各駅電車をジェットコースターにトランスフォームして
[不可能]のない旅へ
「誰もが孤独じゃなく 誰もが不幸じゃなく
誰もが今もより良く進化してる」
たとえばそんな願いを 自信を 皮肉を
道連れに さぁ旅立とう
想像を超えた猟奇殺人さえ今や日常 ドキュメンタリー
いちいち心動かないよ 免疫ができ右から左
「事件(こと)の裏側」すら簡単に閲覧(のぞ)けてわかった気になる
でも本当は自分のことさえ把握しきれない なのに何が解ろう?
「出来ないことはない」「どこへだって行ける」
「つまずいても また立ち上がれる」
いわゆるそんな希望を 勘違いを 嘘を
IDカードに記して行こう
昨夜(ゆうべ)見た夢の中の僕は兵士
敵に囲まれてた
だから仕方なく7人の敵と吠える犬を撃ち殺して逃げた
「僕らは愛し合い 幸せを分かち合い
歪(いびつ)で大きな隔たりも越えて行ける」
たとえばそんな願いを 誓いを 皮肉を
道連れに さぁ旅立とう
日常の中のファンタジーへと

旅人

旅人

この歌も大好きです。ライブ映えするし、これを聴くとどうしても90年代のライブツアーのオープニングを思いだしてしまいます。ただこれはまた、別の記事に書きたいと思います。メロディが良くて、そしてリズム良くてワクワクして聴いてしまいます。ライブでやってくるれるなんて最高です。マシンガンをぶっ放せのマキシシングルのカップリングに入ってた超レア曲なのです。高校生の頃、「集団で牛丼食べて孤独な思いを消してんだ」ってところをギターのコードで弾くのが好きでした。なんかとてもかっこよくてはまっていました。

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
安直だけど純粋さが胸を打つのです
分かってながら僕らは猥褻
情報過多で簡略化だぜ 文明の利器は
僕らをどうして何処へ運んでく
誰だってしんどい
集団で牛丼食べて孤独な想いを消してんだ
ほらもう少しの辛抱 あわてん坊よ焦るな
忘れ去られた人 情味を探して
彷徨っている僕らって 愛に舞う旅人 Oh…
うつむかないで天上を見よ
転ばぬ先の杖なんていらない
でも心配 そんで今日もまた神頼み
愛情の表現なんてのは十人十色です
僕に構わず先に行ってくんさい
裸で抱き合って
隣人と将来などを不安な想いで見つめんだ
悩みは尽きないや 切ないがぐれるな
恋に身を投げるロミオ
美談にならない時代だ
よって僕もまた旅人 Oh…
言い訳せずに実行せよ
正当化せず答えを探そう
ありがとう こんな僕に付き合ってくれて Ah…
どうせ駄目ならやってみよう
数え切れぬ絶望を味わった夢を追う旅人 Oh…
この人生をまっとうせよ
誰のものでもないと図に乗って しくじって
そんで今日もまた神頼み
神頼み 神頼み 神頼み

口笛

口笛

いつからか、口笛はミスチルのライブで会場全体が一体になる曲になりました。会場全体で大合唱になります。桜井さんの歌だけ聴きたいと思う一方、会場の暖かさを一番感じられる曲だと思います。観客数万人のそれぞれの口笛に対する思いがあって、その思いをそれぞれ人が回想しながら、そのときの自分に戻って心が若返っていくような、そんな感じがあります。とてもいい表情がみんなしています。

私も高校生の頃をどうしても思い出してしまいます。あの頃に戻りたいとかはないけれど、でも、自分にとってとても青春を過ごした思いがこみ上げてきます。


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進化論


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進化論はとても好きな歌です。この映像は、REFLECTIONのドームツアーのライブDVD映像です。紹介しているMr.Children REFLECTION {Live&Film}の進化論の動画が公式ではなかったので、ドームツアーの動画を載せました。本当に素晴らしい曲だと思っています。とても壮大な曲で希望のある曲だと感じています。詳細はこちらに記事に詳しくのっていたので、載せました。

桜井さんは、親の経験値や努力や願いがDNAには刻まれることはないけれど、体のどこかに記憶され次の世代に引き継がれていくという意味をこの曲に込めています。

jijinews-kihon.com

作詞:KAZUTOSHI SAKURAI
作曲:KAZUTOSHI SAKURAI
この世界に生まれ持って携えた使命が
もしあるとしたら それはどんなものだろう?
大それたものでは きっとないな
だからと言って どうでもいいことじゃ寂しい気もする
大小の様々な歯車が複雑に絡み合い
今日も廻ってる あぁ この世界 愛しき世界
君と廻してる
進化論では首の長い動物は
生存競争の為にそのフォルムを変えてきたと言う
「強く望む」ことが世代を越えて
いつしか形になるなら この命も無駄じゃない
空を飛び 海を渡り 僕らの夢はまだ膨らむ
誰も傷つけない 優しい夢を 素敵な夢を
君に引き継げるかな?
変わらないことがあるとすれば
皆 変わってくってことじゃないかな?
描かずに消した 読まずに伏せた
夢をもう一度広げよう
空を飛び 月を歩き それでも自然に脅(おびや)かされる
すべて受け入れて 見果てぬ夢を 素敵な夢を
君と見ていたい
今日も廻ってる あぁ この世界 愛しき世界
君と明日も廻していこう

足音


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この歌は、ライブ映えしますね。本当にCD音源と同じように聴こえてきます。とても力強く、全力で歌う姿がとてもかっこよいですね。「イェイエッヘ」って歌詞にはない声を出すところがとても良いです。ライブ映像を初めて観たのは、2014年11月21日のMステが本当に良かった印象があります。「もう怖がんないで 怯まないで 失敗なんかしたっていい」ってとこなんて、圧巻で未だに録画した映像を観ることがあります。ぜひそれも含めて観て頂きたいです。YouTubeで検索すると観れるかもです。もちろんこのDVDの映像もたまりません。ぜひ観たい1曲です。

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
新しい靴を履いた日は それだけで世界が違って見えた
昨日までと違った自分の足音が どこか嬉しくて
あてもなく隣の町まで 何も考えずしばらく歩いて
「こんなことも最近はしてなかったな...」って ぼんやり思った
舗装された道を選んで歩いていくだけ
そんな日々
だけど もうやめたいんだ
今日はそんな気がしてる
夢見てた未来は
それほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!
時には灯りのない
寂しい夜が来たって
この足音を聞いてる 誰かがきっといる
疲れて歩けないんなら 立ち止まってしがみついていれば
地球は回っていって きっといい方向へ 僕らを運んでくれる
どんな人にだって心折れそうな日はある
「もうダメだ」って思えてきても大丈夫
もっと強くなっていける
今という時代は
言うほど悪くはない
また一歩 次の一歩 靴紐を結び直して
喜びを分かち合い
弱さを補い合い
大切な誰かと歩いていけるなら
もう怖がんないで 怯まないで 失敗なんかしたっていい
拒まないで 歪めないで 巻き起こってる
すべてのことを真っ直ぐに受け止めたい
夢見てた未来は
それほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!
例えば雨雲が
目の前を覆ったって
また日差しを探して歩き出そう
時には灯りのない
孤独な夜が来たって
この足音を聞いてる 誰かがきっといる

幻聴

幻聴

この曲は、REFLECTIONのアルバムの曲が全部出そろったと思った矢先に産まれた曲のようです。Aメロやサビのメロディがとても好きです。なんかとても澄んでいて、淀みのない感じが伝わってきます。冒頭の「やっと一息つけるねって思ったのも束の間また僕は走り出す」っていいですね。出し切っても出し切っても、まだまだ高見を目指していく様子が感じられます。桜井さんは、音楽を続けることが、楽しくて楽しくてもう身体が動いちゃうんでしょうね。もうじっとしていられない子供のように。

自分もこの行動に意味があるのか?時間の無駄じゃないか?と思うことがあります。ただ、好きな事って、嫌な事があったとしても、結果がついてこなくても、結局意味なかった事だとしても、誰に否定されようとも、それでも行動しちゃうんですよね。なんかそんな思いをこの曲から感じ取ってしまいます。

大好きな曲の1つです。

作詞:KAZUTOSHI SAKURAI
作曲:KAZUTOSHI SAKURAI
やっと一息つけるねって思ったのも束の間
また僕は走り出す
決してのんびり暮らすのが嫌いなわけじゃない
でももう一度走り出す
観覧車に乗っかった時に目にしたのは
地平線のある景色
そこで僕は手に入れたんだ
遮るもののない 果てなく広がる世界
夢から夢へと橋を架けて渡る
そんなイメージが駆け巡り
向こうで手招くのは宝島などじゃなく
人懐っこくて 優しくて 暖かな誰かの微笑み
遠くで すぐそばで 僕を呼ぶ声がする
そんな幻聴に 耳を澄まし追いかけるよ
切り札を隠し持っているように思わせてるカードは
実際は何の効力もない
だけど捨てないで持ってれば
何かの意味を持つ可能性はなくない
一歩 また一歩 確実に進む
そんなイメージも忘れずに
僕を手招くのは 華やかな場所じゃなく
口下手で 人見知りで ちょっと寂しがり屋の溜息
遠くで すぐそばで 君の呼ぶ声がする
そんな幻聴に 耳を澄まし追いかけるよ
向こうで手招くのは宝島などじゃなく
人懐っこくて 優しくて 暖かな誰かの微笑み
遠くで すぐそばで 僕を呼ぶ声がする
そんな幻聴に 耳を澄まし
また今日も 夢の橋を渡り追いかけるよ

Everything(It's you)


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この曲は、超有名ですよね。公式映像で当時のMVです。当時の感じとはまったく異なりますが、今も昔も良いと思っています。

Starting Over


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桜井さんが、これからのMr.childrenをどうしていきたいのか、意気込みのようなものを感じます。ライブ終盤の歌にふさわしい曲だと思います。新しいことへの挑戦をするときに、必ずでてくる心の中の不安や恐れを、自分の心の中のモンスターと表現しています。

そのモンスターとうまく共存して、飼いならしながら自分をコントロールして、また次のステージ進んでいく様子を感じ取れます。

「何かが生まれ また何かが死んでいくんだ」という歌詞がとても突き刺さります。

そうすべての事柄は、繰り返しなんだと感じます。永遠に続くことはなく、必ず、始まりがあれば、必ず終わりがある。小さなことから大きなことまで。ただ、終わった後また始まるのです。自分ごとで言えば、当たり前だけど、この世に生まれた瞬間から、死ぬことが確定している。自分としては、終わりかもしれないけど、また、新しい命がこの人類の営みを繰り返していく。。ちょっと考えすぎですかね。

とにかくスケールの大きさを感じさせてくれる曲です。「進化論」という曲にも似たような感覚があります。

作詞:KAZUTOSHI SAKURAI
作曲:KAZUTOSHI SAKURAI
肥大したモンスターの頭を
隠し持った散弾銃で仕留める
今度こそ 躊躇などせずに
その引き金を引きたい
あいつの正体は虚栄心?
失敗を恐れる恐怖心?
持ち上げられ 浮き足立って
膨れ上がった自尊心?
さぁ 乱れた呼吸を整え
指先に意識を集めていく
僕だけが行ける世界で銃声が轟く
眩い 儚い 閃光が駆けていった
「何かが終わり また何かが始まるんだ」
そう きっとその光は僕にそう叫んでる
追い詰めたモンスターの目の奥に
孤独と純粋さを見付ける
捨てられた子猫みたいに
身体を丸め怯えてる
あぁ このままロープで繋いで
飼い慣らしてくことが出来たなら
いくつもの選択肢と可能性に囲まれ
探してた 望んでた ものがぼやけていく
「何かが生まれ また何かが死んでいくんだ」
そう きっとそこからは逃げられはしないだろう
穏やか過ぎる夕暮れ
真夜中の静寂
またモンスターが暴れだす
僕はそうっと息を殺し
弾倉に弾を込める
この静かな殺気を感づかれちまわぬように
今日も 僕だけが行ける世界で銃声が轟く
眩い 儚い 閃光が駆けていった
「何かが終わり また何かが始まるんだ」
こうしてずっと この世界は廻ってる
「何かが終わり また何かが始まるんだ」
きっと きっと

(収録曲2枚BD)セットリスト

LIVE「Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION」

【Disc-1 Blu-ray】
01. <Prologue>
02. <OPENING>
03. fantasy
04. ロックンロールは生きている
05. 旅人
06. fanfare
07. <MC>
08. Melody
09. FIGHT CLUB
10. 斜陽
11. I Can Make It
12. <MC>
13. 口笛
14. <MC>
15. HANABI 
16. <MC>
17. 口がすべって
18. <SE>
19. 蜘蛛の糸  
20. REM  
21. WALTZ
22. 放たれる
23. <SE>
24. 進化論
25. 足音 ~Be Strong
26. 幻聴
27. <ENCORE>
28. Everything (It's you)
29. エソラ
30. Marshmallow day
31. <MC>
32. Starting Over
33. <ENDING>
34. 未完
35. <END ROLL>

LIVE FILM「Mr.Children REFLECTION」

【Disc-2 Blu-ray】
01. <OPENING>
02. Everything (It's you)
03. 旅人
04. <MC>
05. 名もなき詩
06. <Monologue 1>
07. <MC>
08. Melody
09. <MC>
10. FIGHT CLUB
11. 斜陽
12. <MC>
13. 蜘蛛の糸
14. I Can Make It
15. 放たれる
16. <Monologue 2>
17. <MC>
18. 花 -Memento-Mori-
19. <MC>
20. 進化論
21. 足音~Be Strong
22. 幻聴
23. <Monologue 3>
24. <ENCORE>
25. 口笛
26. <MC>
27. 未完
28. <Monologue 4>
29. 独り言