今日は、2015年12月にK薬局にて初めて処方された漢方薬について書こうと思います。
私の症状owarinaki-tabi.hatenablog.com
K薬局の先生(K先生と書きます)は、私の症状や、性格、舌の表や裏を見て、「※証」を見極めながら処方薬を決めてくれました。
※「証」とは、分かりやすくいうと、「その人の状態(体質・体力・抵抗力・症状の現れ方などの個人差)をあらわすもの」です。 本人が訴える症状や、体格などの要素から判別します。 そして漢方ではその「証」に合った漢方薬が処方されます※。
そこで処方された漢方薬が、以下の2つをブレンドしたものでした。
・柴胡疏肝散(さいこそかんさん)
・抑肝眩悸散(よっかんげんきさん)
K先生は、2つの生薬の粉末を調合し、小分けにした袋に入れてくれました。どうも私は、気が滞っているようで、まず気のめぐりを良くする必要があると、この2つを処方してくれました。まず、1週間分を処方してもらいました。価格は、もうあまり覚えていませんが、5000円程度かかったと思います。
漢方の飲み方は、「散剤」を選択しました。煎じ薬の方が効果があるらしいのですが、まずは飲みやすい散剤を試すことにしたのです。
早速家に帰り、食前に飲んでみることにしました。
漢方といえば、独特な匂いや、苦みなどでなかなか飲めないという人もいると聞いていたので、不安がありましたが、まったく違いました。
とてもおいしかった。そして、匂いもまったく気になりませんでした。
さらに、漢方薬は、何か月もかけて徐々に体調を良くするという風に思っていましたが、飲んでから1時間程度で劇的に効果を感じるとができたのです。
なんと、、、
とても体が楽になったのです。心が落ち着いてきて、そしてトロンと力が抜けていくような感じです。そして、体が温かいオーラに包まれている感じがしてきて、とてもリラックスできたのを覚えています。
そして、体のきつい症状が半分くらいになりました。もちろん症状が完全に治ったわけではありませんが。。ただ私は、効果があったこと、また、体の症状(特にめまい・ふらつき)が楽になったことに感動しました。本当に嬉しかった。。正直涙も出ました。
私にとってとても合う処方だったのでしょう。
この漢方薬を手にしてから、少しずつ、心にゆとりができ、自律神経を整えていくためにいろいろなことに挑戦しようという気持ちが込み上げてきました。
ちなみに、過去には、病院で処方された漢方のエキス剤などいくつか試したことがありましたが、ほとんど効果がありませんでした。なので、まさかこんなに体で実感できたことに本当にびっくりしました。そのとき、特に根拠はありませんが、絶対に元の体に戻るという自信がでてきました。
今でも、この日の体験は忘れられません。
また、漢方薬と合わせて、ワタナベオイスターを併用すると、相乗効果が表れます。
私はこの、2つの組み合わせで、日常を取り戻すことができました。