終わりなき旅~自律神経失調症と生きる~

自立神経失調症と生きるミスチル好きの普通のサラリーマン。雑記ブログ

【ミスチルCD音源を遥かに超えるライブ】CONCERT TOUR POPSAURUS 2001、ポップザウルス

おわりんです。

今日は、僕の好きな「Mr.Children」について紹介します。数あるライブの中で、圧倒的なパフォーマンスであり、CD音源を超えるライブだと感じているDVDを紹介します。

CONCERT TOUR POPSAURUS 2001

このライブDVDは、本当にやばいです。観たら桜井さんの底知れぬ才能を感じずにはいられないです。31歳の若さでこの貫禄といい、モンスターバンドと呼ばれる由来になったライブだと思っています。だって「POPSAURUS」ですよ。。直訳で「ポピュラー音楽の恐竜」だなんてすごいタイトルって思うけど、めちゃめちゃしっくりくるし、中身が伴ってるんですよね。今の若い世代では、このころの桜井さんを知らない人も多いと思いますが、この初期からの集大成を表現した初代ベストアルバムは知っておかないと、本当のミスチルの凄さはわからないでしょう。

owarinaki-tabi.com

あぁ。。当時のミスチルを現在の技術でもっと高品質で保存できていたらなぁなんて思います。BDで大画面で観てみたいです。DVDでももちろん凄いですけど。

 

私は、当時大学生でしたが、もちろんライブにも行きました。

千葉マリンスタジアムで行われたライブでした。最高の思い出が詰まってます。

 

数曲紹介します。

2曲目「花」

ライブ映像では、オープニングから、ものすごい声量で、観客を虜にします。

出だしが、ギターから弾き語りで始まり「やぁがって すべてぇがぁ~あ~~♪」から始まるのですが、本当に凄まじいです。ヘッドフォンを耳にして音量大きめに聞いたら、鳥肌立つくらい臨場感にあふれ、桜井さんの凄さを感じることができます。この1曲だけでもこのライブがとてつもないものになるだろうと感じさせてくれます。是非聴いて欲しい一品です。

※参考に公式のYoutubeサイトの「花」を載せておきます。


www.youtube.com

「花」

歌:Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
ため息色した 通い慣れた道
人混みの中へ 吸い込まれてく
消えてった小さな夢をなんとなくね 数えて
同年代の友人達が 家族を築いてく
人生観は様々 そう誰もが知ってる
悲しみをまた優しさに変えながら 生きてく
負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう
ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ今
恋愛観や感情論で 愛は語れない
この想いが消えぬように そっと祈るだけ
甘えぬように 寄り添うように 孤独を分け合うように
等身大の自分だって きっと愛せるから
最大限の夢描くよ たとえ無謀だと他人が笑ってもいいや
やがてすべてが散り行く運命であっても Oh Hey
わかってるんだよ 多少リスクを背負っても
手にしたい 愛・愛
負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう
ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ
ラララララ ラララララ
心の中に永遠なる花を咲かそう 咲かそう

3曲目「I'll Be」

アコースティックFuLLバージョンです。こちらも最高です。当初収録されてた「discovery」アルバムと同じバージョンでライブで歌ってくれます。本当に中々ないと思います。ミスチルライブツアーでは、このツアーだけかもしれません。歌詞の中で「そしていつの日か僕も dead、dead、でぇー-----ー--ど」と叫ぶシーンがありますが、ものすごい気迫を感じます。もう声が口から出ていないですね。身体全身から声が突き抜けていて、まさに全身全霊ですかね。この映像を観ていると、生きる力がフツフツと込み上げてきます。

※参考に公式のYoutubeサイトの「I'LL BE」を載せておきます。


www.youtube.com

「 I'll Be」
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
気が付きゃ勇み足 そんな日には深呼吸をしてみるんだ
Tシャツの中を泳ぐ風と 共に歌いながら
乾きを癒せない砂漠の様に 何だって飲み込んでしまえる
そんな漠然としたイメージだけが 今日も僕を支えてんだ
街がジオラマみたくみえるビルの最上階
形を変えながら飛ぶ雲が見えるかい?
今日はゾウ 明日はライオンてな具合に
心はいつだって捕らえようがなくて
そんでもって自由だ
生きてる証を 時代に打ち付けろ
貧弱な魂で 悪あがきしながら
何度へましたっていいさ 起死回生で毎日がレボリューション
人生はフリースタイル 孤独でも忍耐
笑いたがる人にはキスを
そしていつだって I say yes.
I'll be there
ピーナッツをひとつ噛み砕きながら飲み込んでしまった想いは
真夜中 血液に溶けて 身体中をノックした
いつも心にしてたアイマスクを外してやればいい
不安や迷いと無二の親友になればいい
旅立とう 明日は無いぞってな具合に
胸に刻みながら一歩ずつ進んで
いつだって夢中だ
腑甲斐無い自分に 銃口を突き付けろ
当たり障り無い 道を選ぶくらいなら
全部放り出して コンプレックスさえもいわばモチベーション
人生はいつもQ&Aだ
永遠に続いてく禅問答
そしていつの日か僕も dead
I'll be back
駆け引きの世界で 僕が得たものを
ダスタシュートに投げ込むよ
白地図を広げて 明日を待っていたい
目一杯の助走をつけて あのボーダーラインを飛ぶんだ
風向きを味方につけて 猫背を気にしながら
生きている証を 時代に打ち付けろ
貧弱な魂で 悪あがきしながら
何度へましたっていいさ 起死回生で毎日がレボリューション
人生はフリースタイル 孤独でも忍耐
笑いたがる人にはキスを
そしていつだって I say yes.
I'll be there I'll be there

6曲目「LOVE」

アルバム「Versus」に収録さている名曲です。公式ライブ映像の中で、1番CDアルバムの音質(当時の声)に近いのではないかと思います。高音部の響きが本当に良いですね。桜井さんにしか出せない声の響きが観客を魅了します。ただ低音部の響きは今の方が出しやすそうですね。若いときは、出せる音域の範囲が高音側なのかもしれませんね。

この曲は、もちろん男性目線の歌詞で、本命ではないけれど、それにとても近い??なんか好かれていたいような、自分のものにしたいとうような「Love」をうまく表現していて、共感される部分が多いのではないかと感じます。ただ、女性からも人気な曲のようですが、女性の方は、この歌詞をどんな風に捉えながら聴いているのかなぁなんて思ったりもします。「彼になる気もなくて責任などさらさらさ」なんて、怒られちゃいそうな気もしますね。

恋の駆け引きとういか、こういった曲と桜井さんの当時の声質が絶妙にマッチしてたまらないです。

「LOVE」

歌:Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
偶然だね
こんな風に会う度に 君は変わってく
見なれない そのピアスのせいなのかな?
ちょっとだけキレイだよ
彼になる気もなくて
責任などさらさらさ
でもね 少し胸が苦しい
なにげなく なんとなく
他の誰かに君を染められるのが気にかかる
かなりカンの鋭い僕の彼女を
怒らせるのもなにか違ってる
燃えるような恋じゃなく ときめきでもない
でも いつまでも君だけの特別でいたい
本当に手におえないよ 天気予報より嘘つきで
青空の中に映る 調子いい君のあの笑顔
口さえなきゃ誰もが振り向くようなスタイルで
人をその気にするのが上手い
気がつけば いつの間に巻き込まれてる
いつも君のペース だけど楽しくて
昔 野球で鍛えた君の彼氏に
殴られるのもなにか違ってる
それでもね 時々は電話しておいで
昼間でも夜中でも 遠慮はいらない
悲しい出来事に その笑顔を奪われたら
探しに行こう あの日のように
振り向けば 心の隅に君がいて
I want smiling your face
いつもそれだけで
投げやりな気持ちが空に消えてくよ
でも"愛してる"とは違ってる
ちっぽけなプライドも遠慮もいらない
束縛やヤキモチはちょっぴりあるけど
燃えるような恋じゃなく ときめきでもない
でもいいじゃない
それもまた一つの
Love・・・Love・・・Love・・・

14曲目「シーラカンス」

この辺は、アルバム「深海」ゾーン。とてもダークで鬱っぽい雰囲気を持っているが、ファンの間では最高傑作ともいわれるアルバムの1つ。Dive→シーラカンス→手紙とアルバムの構成どおりにライブは進む。

 

「シーラカンス」という曲は、作った当時の桜井さんの心情とリンクしてます。桜井さんは、音楽業界で成功することを夢(ミリオンセラー)に頑張ってきて、実際ミスチル現象と呼ばれる社会現象を引き起こすほどにヒットしました。しかし、そのことで自分が目指していた音楽と、実際の商業音楽として求められるものとの大きな違いに苦悩したと言われています。

 

この曲で、頭の中に存在している「夢、欲望」を叶えるために、突き進んでいる自分を「シーラカンス」に例えて表現しているのだと思います。世間から自分自身の存在を認められたけれども、自分が本当に伝えたい信念や、思想は、現代には通用しないもので、存在している意味がはたしてあるのだろうかと自問自答した歌詞だと感じています。

桜井和寿は“シーラカンス”の意味について、「要するに、“かつてあったと思われていたもの。でも、今はあるんだかないんだかわからない。そしてあったとしても、何の役にも立たないかもしれないもの”。つまり、愛とか夢とか希望とかっていうもの」と語っている[8]

wikiより

 

「シーラカンス」

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
シーラカンス
君はまだ深い海の底で静かに生きてるの?
シーラカンス
君はまだ七色に光る海を渡る夢見るの?
ある人は言う 君は滅びたのだと
ある人は言う 根拠もなく生きてると
とは言え君が この現代に渦巻く
メガやビットの海を泳いでいたとしてもだ
それがなんだって言うのか
何の意味も 何の価値もないさ
シーラカンス
君はまだ深い海の底で静かに生きてるの?
シーラカンス
君はまだ七色に光る海を渡る夢見るの?
ある人は言う 君は滅びたのだと
ある人は言う 根拠もなく生きてると
どうしたら僕ら 答えを見つけだせるの
どんな未来を目指すも 何処に骨を埋めるも
選択肢はいくつだってある
言うなれば自由
そして僕は微かに左脳の片隅で君を待ってる
(シーラカンス) 僕の心の中に
(シーラカンス) 君が確かに住んでいたような気さえもする
(シーラカンス)
(シーラカンス)ときたま僕は 僕の愛する人の中に君を探したりしてる
(シーラカンス) 君を見つけだせたりする
(シーラカンス) (シーラカンス)

16曲目「マシンガンをぶっ放せ」

これは、ロックを感じさせる曲ですね。現在の桜井さんからは、考えられない表情をしたり、強い言葉を飛び放つ場面が多くあります。この映像では、CDだけでは伝わらない「狂気」さえも感じさせる迫力があります。社会に対しての批判や、かといって現実に対して自分が何ができるわけでもない無力さを悟っている感じがして、ただただ毎日をやり過ごしているような「ダーク」な面を表現している歌だと思います。桜井さんは、見た目はとてもさわやかで、とてもやさしい雰囲気、そして子供が叫ぶような「声」を発しているけれど、その中には「とんでもない怪物」が潜んでいる感じがします。

誰にだって「表」と「裏」はあるけれど、そのギャップのフリ幅がハンパじゃないです。にわかのミスチルファンであれば、衝撃的な映像になると思います。ただ、こういう一面も知るとより一層今の曲の良さもわかってくる気がします。

「マシンガンをぶっ放せ」

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
あのニュースキャスターが人類を代弁して喋る
「また核実験をするなんて一体どういうつもり?」
愛にしゃぶりついたんさい
愛にすがりついたんさい
やがて来る“死の存在"に目を背け過ごすけど
残念ですが僕が生きている事に意味はない
愛せよ目の前の不条理を
憎めよ都合のいい道徳を
そして僕に才能をくれ
見えない敵にマシンガンをぶっ放せ Sister and Brother
正義も悪もないこの時代を行進していく兵士です
殺人鬼も聖者も凡人も 共存してくしかないんですね
触らなくたって神は祟っちゃう
救いの唄は聞こえちゃこないさ
参考書を持って挑んだんじゃ一生謎は解けぬ
良識を重んじてる善人がもはや罪だよ
愛せよ目の前の疫病を
憎めよ無能なる組織を
そして僕にコンドームをくれ
僕は昇りまた落ちてゆく 愛に似た金を握って
どうせ逆らえぬ人を殴った 天使の様な素振りで
毒蜘蛛も犬も乳飲み子も
共存すべきだよと言って
偽らざる人がいるはずないじゃん
この現実に目を向けなさい
愛せよ単調な生活を
鏡に映っている人物を
憎めよ生まれてきた悲劇を
飼い慣らされちまった本能を
そして事の真相をえぐれ
見えない敵にマシンガンをぶっ放せ Sister and Brother
天に唾を吐きかけるような 行き場のない怒りです
宗教も化学もUFOも信じれるから悲惨で
絡まりあって本心偽って
めくるめくの every day
僕は昇りまた落ちてゆく
何だってまかり通る世界へ

【収録曲全て】その他まだまだお勧めな映像はたくさんある

7曲目~9曲目なども神曲揃い。

「星になれたら」、「車の中でかくれてキスをしよう」、「抱きしめたい」も当時の名曲が立て続けに収録されている。現在のライブでも時々歌われるが、当時の声質で聴ける貴重な映像が盛りだくさんである。

初代ベストであるが、「名もなき詩」、「終わりなき旅」などの超名曲は、歌われなかったが、是非手元に置いておきたいDVDであることは間違いはない。

曲目リスト
1    OPENING
2    花
3    I'll Be
4    ラララ
5    君がいた夏
6    LOVE
7    星になれたら
8    車の中でかくれてキスをしよう
9    抱きしめたい
10    Printing
11    Dance Dance Dance
12    Round About 〜孤独の肖像〜
13    Dive
14    シーラカンス
15    手紙
16    マシンガンをぶっ放せ
17    ニシエヒガシエ
18    光りの射す方へ
19    深海
20    Tomorrow never knows
21    Hallelujah
22    花
23    everybody goes 〜秩序のない現代にドロップキック〜
24    innocent world
25    独り言
26    優しい歌