「血管迷走神経反射」って何?っていう人がほとんどだと思うけど、私は、この反射が年に1度くらい起こることがあります。
急な吐き気や冷や汗に続く失神-血管迷走神経性失神(脳貧血)とは?
この症状は本当に辛い。死んでしまうのかと思うほどです。この症状が次に起こったらどうしようという不安が、また反射を引き起こしやすくするので、1度なると負のサイクルに入りやすいです。
病気ではなく、生理的な反射らしいです。人によって起こりやすい人がいるみたい。
◆私の症状
前兆が始まると、吐き気、不安感そわそわ、呼吸が浅くなる、汗が吹き出る、目の前が暗くなる、めまい、脈拍低下などの症状がでてきて、1分後くらいに症状のピークがきて、横向きになって寝そべってしまいます。意識を失ったことは、過去に1度あるけれど、基本的には、苦しみながら落ち着くのを待ちます。10分くらいすると、症状は収まってくるけれど、その後から数日はずっと気分が悪い状態が続きます。
人によっては、前兆なしに気絶したり、少し休めば何もなかったように日常に戻れる人もいるようです。
◆過去に起こった状況・きっかけ
・初めて起こったのは、高3受験当日に電車で受験会場に向かっているとき。
→このときは、「血管迷走神経反射」を知らなかった。胃腸風邪かなと思っていた。電車の中で急に反射が起こって、しゃがみこんでしまい、次の駅で降りて、駅員さんにお願いして休ませてもらった記憶がある。
・ひどい腹痛があるとき。インフルエンザとか胃腸炎とかでも起こるときがある。
・筆記試験中。過去に3回ある。机に頭を伏せてしまい、汗びっしょりなって落ち着くのを待つ。もちろんテスト結果に悪影響。実力以下の点数になる。
・寝不足や徹夜明けの空腹時or満腹時
・体調が悪いときの満員電車
・献血時※なぜか採血では起こったことがない。
・予防接種。吐き気のみで収まった。
・海外に出張したとき、車の中で起こった。
・背中のぎっくり腰。背中に強い痛みがあり我慢しながら電車にのったとき。
・お酒を飲みすぎて、次の日の朝おなかの調子がとても悪かったとき。
・ライブ会場でずっと立ちっぱなしのとき。吐き気のみで収まった。
・美容室のシャンプー台の首の刺激がトリガとなり起こった。(23/8/17追記)
・経鼻内視鏡(鼻から胃カメラ)(24/2/12追記)New
・・・どんどん制限が増える感じで恐怖です。。。泣
過去の経験から
「緊張状態×痛み×体調が悪い」→この3つが重なると反射が起こりやすい!
◆私が実践し、効果があると感じている対策
起こりそうな場面、状況を回避できないとき
①緊張をほぐす
緊張しているときに実践しています。
・小指の爪を強くつまむ。
わかりやすいサイトを見つけたのでリンク張ります
https://www.masuda-kenkouin.jp/blog/2020/04/post.html
・腹式呼吸 → 即効性があり、気持ちが安定する。
http://www.akakura.gr.jp/iyashi/n026-fukusikikokyu.htm
・簡単なストレッチする
・事前に漢方を飲んでおく(下記リンク)
②事前にできること
・睡眠をしっかりとる(6h以上)
・朝食をとる(ほどほどに)
・電車に乗るなら、座っていくと起こりにくい。
③それでも前兆が始まったら
・頭を低くして、手を強く握って力を入れる
・できれば、寝転がる。→気を失うことはなくなる。前兆で収まることもある。
これらを実践することで、不安なときもだいぶ反射が起りにくくなってきたと思います。自律神経を安定させることって、私にとっては本当に大変で、気を使っていることです。体調を全く気にせず、活き活きと生活できることは本当に幸せなことだとつくづく思います。