前回の記事からの更新です。
自宅療養開始
私の症状は、左上の背中が若干鈍痛があって、ちょっとだるいくらいでした。なので、割かし元気だったのですが、丸3日間会社を休むことになりました。また、私が、少し熱があったということで、自宅療養開始した最初の2日間は、家族も全員自宅待機(コロナかもしれないということで。。)となりました。
膵炎について学習した
嫁さんは、さっそく膵炎の食事本をネットで購入してくれました。少しでも早く治ってほしい、これ以上悪くならないようにといろいろと行動を起こしてくれました。本当に感謝です。私も、本を見てたのですが、なんか今まで何にも考えず食事をとってきましたが、これから脂質の量など気にして、食べるものを選択しながら、生活しなければならないということに絶望を感じていました。
気持ちを切り替えてゲームで遊ぶ
食事には気を遣う
医者から食べるときは、ゆっくり噛んで食べるようにと言われていたので顎が痛くなるくらい何度も噛んでから食べるようにしていました。また、甘いもの、お菓子、アイスなどの感触を一切やめました。初めはストレスになりましたが、段々なれてきました。たった3日間の療養中の中でもどんどん痩せていきました。もともと痩せているにも関わらず3キロ程度アッというまに痩せました。食べる総カロリーが減ったことや、おそらく膵臓の消化力も落ちて、身体への吸収率も落ちたためだと思います。なんかとても疲れやすくもなってしまいましが、背中の痛みというのはほぼ気にならなくなってきました。
時々症状がでてくる
背中の痛みはかなり良くなっているのですが、食事の後や、ふとしたときに背中に違和感を感じることがありました。背中に意識が集中してしまい、痛みを探している自分がいるからなのか、とても痛みや、違和感に過敏に反応するようになりました。腰を叩いていみたりして、痛みがないかなど何度もチェックする癖までできてしまいました。時々、背中に鈍痛があるような感覚もありながら、日々過ごしました、
便通がよくなる
とにかく便通が良くなりました。消化の良い食べ方、食事の内容、お菓子などの間食をやめる、そして、ベリチーム配合顆粒が個人的には効いてたのかなと感じました。
毎朝、決まった時間に出るし、便の状態もいつも軟便ぎみなのが改善され、すっきりすることができました。
サイバー心気症になるので掃除をする
よく家の掃除をしていました。何かしていないとすぐにスマホをいじって、病気を検索してしまうからです。スマホで検索しだすと、止まらなくなって、安心しようと思って、情報を探しにいくのですが結局不安なことばかり検索にひっかかってきます。そして、またその不安が新たな検索を生み永遠に終わらなくなります。調べても仕方なく、時間の無駄と自分の中でわかっていても中々やめれません。なのでこの負のサイクルに打ち勝つために私は、「掃除する」ということをよくしていました。無心になって手を動かして掃除すると、なぜか心がそちらに集中し、落ち着ていきます。
かつて、こんな記事を書いてましたが、いざ病気になるとなかなかできない自分が嫌になります。
T病院で再診
血液検査のみして、診察となりました。血液検査もこの3日間でだいぶ良くなったようでした。CRP0.4→0.18まで良くなり、
なので、悪化していく兆候もなかったので、1か月後にMRCPをとって、膵臓の状態を観察しましょうとなりました。食事もゆっくり食べれば、特に制限もなく食べてよいととのことでした。薬は、カモスタットメシル、ベリチームなどの前と同じ薬をさらに2週間もらい来月経過観察をするという流れになりました。
仕事に復帰する
仕事に復帰した初日は、関係した人達に、病状の説明をしたり、自分も久しぶりの出社だったので、精神的にも肉体的にも非常に疲れました。また、自律神経の調子も悪いのか、胃腸の調子が悪かったり、疲れやすかったりとてもしんどかったことを覚えています。3日間の療養をしただけですが、とりあえず仕事に復帰できて良かったです。
その後、産業医との面談があったり、いろいろな人に「大丈夫?」と心配され本当に大変でした。自分の症状的には、本当に軽くて、1番ひどかったときでも、マラソンなど、激しい運動も全く問題なくできていました。今回は、本当にCTを撮らなかったら、ただの体調不良で終わってたという感じです。ただ、膵臓に炎症が起こっているという事実を知れたことは本当に良かったと感じています。自分の体は正直で、自分が思っている以上に、自分の身体がダメージを受けている生活習慣を送っているのだなということに気づかされました。本当に用心して検査して良かったです。
これから1か月後のMRCP検査まで通常生活を送ることになりました。
③へ続く