終わりなき旅~自律神経失調症と生きる~

自立神経失調症と生きるミスチル好きの普通のサラリーマン。雑記ブログ

酒ほぼ飲まないのに、まさかの急性膵炎になった①

おわりんです。

今回衝撃な出来事が起こったので記事にしていしまいました。

【まさかの急性膵炎】

そうタイトルの通り「急性膵炎」になりました。たいしたことのない症状だったので、こんな大きな病気になってることにびっくりでした。

 

私は、お酒をほとんど飲みません。週に1回350mlの缶ビールを1本飲むときがある程度。また、痩せていてBMIで言うと、21くらいの瘦せ型です。週に1回以上は、5~10km程度のランニングなどもしています。膵炎とは無縁な人間だと思ってたので、本当にびっくりしたし、とてもショックなできごとでした。今回は軽い炎症で、入院もしなくて良いということで大事に至らなかったのですが、この出来事により、不安な日々が続くこととなりました。

【症状】かかりつけの病院に行く4日前の出来事 火曜日

ある日、左上の腰あたりが少し痛いなと感じました。なんかこの部分を叩くと軽く痛いなって感じでした。

この辺

内臓に響く鈍痛がありました。ちょっとだるい感じもありました。4日くらいたっても違和感があったので、軽い痛みとは言え、その刺激から若干の吐き気とかもでてきたのでかかりつけの病院へ念のため行くことにしました。

【かかりつけの病院での診察】土曜日

かかりつけの病院

病院の先生は、「大した症状もなさそうだし、様子見としたいけど、一応CTを撮っておきましょうか」という感じで、その日は別の病院へCTだけとりにいきました。そして次回の結果をきくために、かかりつけの病院の予約だけとって帰宅しました。

症状は、そこまでひどくないので、日曜日はスポーツしたり、家族と楽しく過ごしていました。本当に楽しかった。この日までは、ところが。。。。。

 

【かかりつけの病院からの電話】月曜日

仕事中だったのですが、かかりつけの病院から電話がきました。「えっ、なになに?」という感じで慌てて電話にでました。何か忘れ物とかしたかなぁくらいの気持ちでしたが、

かかりつけの先生「あ、〇〇さん、あなた膵炎になってるから、急いで病院きて!大きな病院紹介するから」と言われました。

 

私「・・・・???。まじで??なんだ?やばいのか??とにかくすぐ病院に行きますので、状況聞かせてください」と回答し、電話を切りました。

 

事の大きさがよくわからなかったのですが、とにかくまず管理職に説明し、いろいろやらなきゃ行けない仕事をすべて切り上げて病院に行くことにしました。病院に向かう間いろいろネットで検索していると、生命に関わる可能性があるとか、もう治らないこともあるなど、いろいろ書かれていました。なんかその情報をみているだけで、どんどん気持ち悪くなるような状態でした。心なしかどんどん背中が痛くなってくる感じや、熱っぽい感じもでてきました。

 

電車で向かっていたのですが、気が動転して、なんかとても怖くなってしまいました。嫁さんにもラインをしましたが、仕事で気づいてもらえてませんでした。

何かとても「死」というものを強く感じる時間でした。

 

【大きな病院へ(T病院へ)】

T病院

かかりつけの病院で紹介状をもらってから、電車+徒歩でT病院の救急外来に行きました。そして、救急外来専用の診察室で待機することになりました。T病院のベテランの医師達は、外来や手術で忙しいらしく、研修医のような方々が対応となり、一通りの検査や、問診を受けることになりました。

そこでびっくりだったのですが、体温計で熱を測るとなぜか37.9℃ありました。体調はそこまで悪くなかったのですが、少し熱があるようでした。やはり体の中で炎症を起こしていたのでしょうか。そして、血液検査、造影剤を用いたCTまでやることになりました。(造影剤については、被爆や造影剤の副作用があるということへの同意書なども署名しました。)土曜日に、CTを受けたばかりだったので、こんな連続でCTを取りたくないと研修医の方に伝えましたが、「膵炎の重症度の診断」をきちんとやるには、造影剤CTをやるべきと説得されました。膵炎は、重症になると、生命に関わることなので、より詳細に現在の膵臓の状態を知るには必要な検査だと言われ、納得して検査を受けました。入院の可能性もあるといわれ、私自身はもうわけわからない状態でした。

 

【初めての造影剤CT検査】

車いすに載せられて、CT検査室へ連れて行かれました。私は、もうなんか開き直ってる感じでした。本当にどうなってしまうのだろう。。不安ばかりでした。家族には、まだ連絡すらとれていなし、果たして仕事もどうなっちゃうのかと不安な時間でした。CTの検査台に仰向けに寝転がりました。そしてかなり特大の注射器のようなものから管がでていて、その先端についてる針を腕に刺され固定されました。どうやらこれが造影剤というものらしく、ものすごい勢いで血管に流し込むと説明を受けました。同意書の内容を読んでいると、わずかな確率だが、造影剤が血管から漏れることがある可能性もあるなどの内容が書かれており、非常に怖かったです。アレルギーがあると、副作用が起こりやすいようで、私は、鼻炎や花粉症などもあり本当に不安でした。また、過去に予防接種で具合が悪くなったというこのブログを始めたきかっけとなった出来事もあり本当に不安でした。とはいえ検査を受ける自分としては、死ぬ覚悟で受けました。(ちょっと大げさですかね。)

CT検査(造影剤あり)

「それでは、造影剤が入ります。手を挙げてください」と検査技師に方に言われ、私は、手を上げました。そして、急速に造影剤が血管の中に入ってきました。

「おおぉ、」と心の中で叫びました。

身体の中に熱いものが駆け巡っている感じになってきました。そして、おなかの上の方から、下腹部にかけて熱くなっていき、最後は、少しお漏らしをしたような感じになりました(実際は何も漏れていない)。その間もう不安を感じる隙間を与えないように、頭の中で複雑な計算をしながら、時を待ちました。というかCTは一瞬で終わりました。あれっもう終わり??って感じでした。どうやら一瞬ちょっと熱くなったたけで、何も副作用は起こらなかったようです。ほっと一息して、また診察室にもどりました。

 

【診察を待つ】

診察室に2時間程度でしょうか?ずっと一人で点滴を打ちながら寝ながら待機していました。顔の横にあるモニタから、自分の脈拍、血中酸素濃度が表示され、不安ながらそれを見つめてぼーっとしていました。

点滴

そのころやっと嫁さんに連絡がつき、嫁さんは、本当に驚いていました。私は、病院の場所と状況を伝え診断がついたらまた連絡するといって切りました。医師たちは、忙しいらしく、バイタルが安定している緊急度の低い患者は、なかなか診てもらえないようでした。確かに予約もなく、当日に検査をし、大きな病院で診てもらえるなんて贅沢なのかもしれませが。不安な気持ちでいっぱいの時間を過ごしました。熱があることもわかると、段々も具合も悪くなってきました。

【ドクター登場】

ついにドクターがきました。病院到着してから、トータル4時間以上経ったと思います。すべて検査結果も出ていたようでした。熱もあったので、防護服をきていました。

ドクター登場

「お待たせしました。結果をお伝えします。」とハキハキとした声で私に話しかけてくれました。とても好印象なドクターでした。

「急性膵炎 グレード1」という診断でした。膵臓の尾部の所が少し腫れているようでした。

 

【報告書】

膵尾部に限局して腫大、辺縁不明瞭化があり周囲に少量の液貯留あり。

他領域に液貯留は見られません。主膵管拡張や膵石は認められません。

急性膵炎(グレード1)

 

このように検査報告書に書かれていました。

 

先生のからの説明では、原因はわからないそうです。お酒もほぼ飲まないので、突破性膵炎ということらしいです。ただ、女性では珍しくないそうです。また、血液検査の結果もCRP=0.4程度の軽微異常、アミラーゼなどの膵炎に伴って上がる項目は正常値でした。ちょっと気になるのは、hba1cが6.2でした。今まで5.8くらいでずっと若いころから続いていましたが、かなり高くなっていたので心配でした。医師からの説明では、少し高いけど気にしなくて良いということを言われました。

私は、瘦せているにのhba1cがかなり高めなので、血糖値が上がりやすい体質だと思います。それで膵臓に普段から負荷がかかっていて、今回ついに炎症という形で病気が姿を現したのかかなと感じました。実は、今まで自律神経が悪いのも実はここからきているのではと。そんな風にも感じてしまいました。

 

先生は、画像診断所見、血液検査や尿検査などの結果をみて、入院の必要性はないということを言ってくれました。ただ、また3日後に、症状が悪化してないかのチェックをするとのことでした。通常急性膵炎なら原則入院のようでしたが、薬をもらって帰宅OKとなり良かったです。カモスタットメシル、抗生物質、消化剤(ベリチーム配合顆粒)をもらい病院を去ることとなりました。

軽度ということで、本当にほっとしました。嫁さんに病院に迎えにきてもらいました。

【自宅療養開始】月曜~水曜

やっと病院から家に帰ってきました。夜の8時を超えたところだったでしょうか?

家に帰ると、子供たちも心配そうにしていましたが、大丈夫なんともないよと声をかけました。車で迎えに来てくれたり、消化に良い軽食を作ってくれたり嫁さんいは本当に感謝でした。(医師から食事をとっていいと言われました。現在は、軽度の膵炎の場合、絶食にしないそうです。とにかくゆっくり食べることとそれだけ言われました。)

自宅療養

仕事を3日休み、ここから自宅でのんびり過ごすことになりました。本当に暗くなってしまいました。なんでこんなことになったのだろう。。運動もするし、お酒もほぼ飲まないし。。やっぱり食事が悪いのかな。。炎症が悪化することもないだろうか?その他の大きな病気が隠れていないだろうか。考えれば考えるほど不安が大きくなり、こんなストレスが続くことになりました。

療養中は、食事は消化に良いものにし、お菓子や間食することなど一切やめることにしました。 

 

②へ続く。

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