今日は、「期外収縮」について書こうと思います。
期外収縮とは、不整脈の一種であり、予定された心拍のタイミングとは異なったタイミングで脈を打つ状態を指します。不整脈のなかではもっとも頻度の多いものです。
期外収縮では、脈が飛ぶ感じ、ドキドキした感じなどの症状が現れることもあれば、無症状のまま経過し健康診断などをきっかけとして初めて指摘されることもあります。
多くの場合は無治療のまま放置していても問題ないとされていますが、自覚症状が強い場合や期外収縮が危険な不整脈を誘発しうる場合などにおいては、治療が行われます。
私は、期外収縮が起こったら、症状として感じます。
この不整脈は、30歳を超えたあたりから誰でも1日に数発起こる不整脈です。ただ、ほとんどの人は、自覚症状がなく過ごしているようです。
◆私の症状
胸がどきどき、もやもやする感じ。一瞬息がとまる感じ。脈が一拍とぶ感じ。息苦しい感じなどが起こります。とても不快な症状です。
◆どんなときに起こる?
長期間ストレスがかかっているとき、寝不足、長時間同じ姿勢で集中してるとき、花粉症の薬を飲んでいる時期など。
◆初めて起こった時
この症状が初めて起きたのは、一人暮らしをしていた学生の頃でした。大学の期末試験か何かで、徹夜で勉強していた時に起こりだしたのです。心臓の鼓動が「ドク、ドク、ドックン、ドク・・・」となるのです。当時は、本当にびっくりしました。自分は、心臓病なのか?本当に心配で心配で眠れなくなりました。その頃は、インターネット環境もなく、調べることもできず、ただただ不安で夜を過ごしました。次の日、症状が収まりましたが、病院へいきました。検査をしたときに、医者から「重大な心臓病です」と言われると思っていたので、過度な緊張して、異常に脈が速くなってたのを今でも記憶しています。
診断結果は、「異常なし。少々頻脈ですね」と。「おそらく、あなたが感じていたのは、だれでも起こる期外収縮でしょう」と言うのです。本当に安心しましたが、これも一つの自律神経の異常で起こるようでした。その後は、安心したのか症状が出ることは少なく、症状がでても最初に起こったときのように、不安にならず、休息をとれるようになれました。
また、2015年5月の自律神経が狂ってからは、本当に良く期外収縮が起こりました。数か月発生しないこともありましたが、1度起こるとしばらく症状が続きました。
症状が強くなると、やはり不安になり病院に行くこともありました。
検査では、ホルター心電図、心臓のエコー検査などいろいろやって、「異常なし」。ものすごい数の期外収縮が出てると思いきや数十発程度だそうです。自分で気にしすぎて、起こってもいない心臓の症状を感じてしまうこともあったようです。安心を得られると、またしばらく期外収縮の症状は出なくなります。本当にめんどくさい身体です。
こういうのを「心気症」ともいうらしいのですが、ここでは述べません。
とにかく、ストレスをためないように、そして、適度な休息と運動を定期的にして、自律神経を安定させたいと思っています。
ときどき、胸に手を当てて「よし大丈夫」と確認する変な癖までついてしまいました。。
ちなみに、症状が落ち着かないときは、
・柴胡疏肝散(さいこそかんさん)
・二号方(にごうほう)
という漢方薬を飲んでいます。そうすると、私の症状は安定します。
それにしても、本当にめんどくさい身体で嫌です。
身体のことを気にせず、人生を謳歌できたらどんなに幸せだろう。。
今日はこれで終わりにします。