終わりなき旅~自律神経失調症と生きる~

自立神経失調症と生きるミスチル好きの普通のサラリーマン。雑記ブログ

【1度は観たい】Mr.Children Tour 2004 シフクノオト

今日は、ミスチルのLiveツアー「シフクノオト」について書きたいと思います。これは、櫻井さんが小脳梗塞復帰後、初となるライブツアーです。

 

ja.wikipedia.org

 

「シフクノオト」は、ミスチルの出してきたアルバムの中で、最高傑作のアルバムだと言っても過言ではないくらいとても良い曲ばかりです。私は「日常の幸せ」を「音」にしたそんなイメージのアルバムだと感じています。当時、大学時代を謳歌していた自分の時間と、このアルバムが発売された時期が重なっているということも、このアルバムを気に入ってる理由の1つかもしれませんが。。

ライブの中で歌われた曲も名曲ぞろいで、是非1度は観ておきたい映像だと思います。その中で私が好きだった曲を紹介します。

 

 

口笛

DVDの中で私が1番好きなLive映像は、アコースティックバージョンの「口笛」です。これは、是非、観ておきたところです。当時、ライブ参加し生歌を聴くことができました。鳥肌が立ち、感動したのを覚えています。「子供の頃に~♪」からのギターの所が特に好きでした。何度も練習したな。

※音声のみ、音質悪め、所々途切れる(実際のDVD映像は、もちろん良いです!)


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歌:Mr.Children

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

頼り無く二つ並んだ不揃いの影が
風に揺れながら延びてく
凸凹のまま膨らんだ君への想いは
この胸のほころびから顔を出した

口笛を遠く 永遠に祈る様に遠く 響かせるよ
言葉より確かなものに ほら 届きそうな気がしてんだ

さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人なら笑えますように

無造作にさげた鞄にタネが詰まっていて
手品の様 ひねた僕を笑わせるよ
形あるものは次第に姿を消すけれど
君がくれた この温もりは消せないさ

いつもは素通りしてたベンチに座り 見渡せば
よどんだ街の景色さえ ごらん 愛しさに満ちてる

ああ 雨上がりの遠くの空に虹が架かったなら
戸惑いや 不安など 簡単に吹き飛ばせそうなのに
乾いた風に口笛は 澄み渡ってゆく
まるで世界中を優しく包み込むように

子供の頃に
夢中で探してたものが
ほら 今 目の前で手を広げている
怖がらないで踏み出しておいで

さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人で笑いながら
優しく響くあの口笛のように

 

Everything(it's you)

ピアノでアレンジされたEverything(it's you)。少しずつ、バンドの音が重なっていく様子がよい。サビの「STAY~ ♪ 」の所が、1番、2番、ラストと歌い方がアレンジされていて、過去の歌われた中にはなかった歌いかたである。感動します。


www.youtube.com

歌:Mr.Children

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

世間知らずだった少年時代から
自分だけを信じてきたけど
心ある人の支えの中で
何とか生きてる現在の僕で

弱音さらしたり グチをこぼしたり
他人の傷みを 見て見ないふりをして

幸せすぎて 大切な事が
解りづらくなった 今だから
歌う言葉さえも見つからぬまま
時間に追われ途方に暮れる

愛すべき人よ 君も同じように
苦しみに似た 想いを抱いてるの

STAY
何を犠牲にしても 守るべきものがあるとして
僕にとって今君が それにあたると思うんだよ

夢追い人は旅路の果てで
一体何を手にするんだろう
嘘や矛盾を両手に抱え
「それも人だよ」と悟れるの?

愛すべき人よ 君に会いたい
例えばこれが 恋とは違くても

STAY
僕が落ちぶれたら 迷わず古い荷物を捨て
君は新しいドアを 開けて進めばいいんだよ

STAY
何を犠牲にしても 手にしたいものがあるとして
それを僕と思うのなら もう君の好きなようにして
自分を犠牲にしても いつでも
守るべきものは ただ一つ
君なんだよ
いつでも 君なんだよ

 

花言葉

シフクノオトの中でおそらく1番人気がある曲かもしれません。この曲が好きな人はたくさんいるでしょう。Liveとして歌うのも非常に珍しくおそらく、このツアー以降ではほとんど歌われたことはないでしょう。貴重な映像です。

歌:Mr.Children

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

コスモスの花言葉に揺れながら

身の程を知らないまま
可能性を漁り
魔が差した僕にさよなら
夏の終わり

あの日見せた 僕の知らなかった顔
哀れみと背伸びで告げられた別れ
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った

種を撒き散らかして
摘むことは出来ず
頭からつま先まで
後悔しどおし

君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
君の全て 僕に見せて欲しかったのに
コスモスの花言葉は咲かなかった

「木漏れ日が微笑みを連れてきてくれるから」
そんなきれい事 慰めも 何を今更

君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った
さよなら
さよなら

 

1999年、夏、沖縄

名曲「NOT FOUND」のカップリング曲。私は、この歌すごい好きです。歌詞の中で、「もう30なのだけれど~♪」という所があるのですが、ここを歌っているときの櫻井さんの年齢に合わせて、毎回ライブの歌詞を替えて歌ってくれます。

このときは、「30半ばだけれど~♪」と歌っています。いろんな人に出会って、いろんな人と幸せを分かち合う、そんなことを歌っています。気持ちがこもっていて、目に涙が浮かんでいるようにも見えます。イントロが好きで、これもよくギターで練習していました。

歌:Mr.Children

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

僕が初めて沖縄に行った時
何となく物悲しく思えたのは
それがまるで日本の縮図であるかのように
アメリカに囲まれていたからです

とはいえ94年、夏の沖縄は
Tシャツが体にへばりつくような暑さで
憂鬱なことは全部夜の海に脱ぎ捨てて
適当に二、三発の恋もしました
ミンミン ミンミンと蝉が鳴いていたのは
歓喜の歌かそれとも嘆きのブルースか
もはや知るすべはないがあの蝉の声に似たような
泣き笑いの歌を奏で僕らは進む

いろんな街を歩き いろんな人に出会い
口にしたさようならは数しれず
そして今想うことは 大胆にも想うことは
あぁ もっともっと誰かを愛したい

酒の味を覚え始めてからは
いろんなモノを飲み歩きもしました
そして世界一のお酒を見つけました
それは必死で働いた後の酒です
戦後の日本を支えた物の正体が
何となく透けて見えるこの頃は
平和とは自由とは何か 国家とは家族とは何か
柄にもなく考えたりもしています

生まれた場所を離れ 夢からも遠くそれて
あぁ僕はどこへ辿り着くのだろう
今日も電車に揺られ 車窓に映る顔は
そうほんのちょっとくたびれているけれど

神は我等を救い賜うのでしょうか
それとも科学がそれに代わるのでしょうか
永遠でありたいと思うのは野暮でしょうか
全能でありたいと願うのはエゴでしょうか

時の流れは速く もう三十なのだけれど
あぁ僕に何が残せると言うのだろう
変わっていったモノと 今だ変わらぬモノが
あぁ 良くも悪くもいっぱいあるけれど

そして99年夏の沖縄で
取りあえず僕らの旅もまた終わり
愛する人たちと 愛してくれた人たちと
世界一の酒を飲み交わしたのです

最後の曲が終わり 音がなり止んだ時
あぁ僕はそこで何を思ったのだろう
選んだ路とはいえ 時に険しくもあり
些細なことで僕らは泣き笑う

いろんな街を歩き いろんな人に出会う
これからだってそれはそうなんだけど
そして今想うことは たった一つ想うことは
あぁ いつかまたこの街で歌いたい
あぁ きっとまたあの街でも歌いたい
あぁ そして君にこの歌を聞かせたい

 

ここで挙げた曲はほんの一部で、もっともっとたくさん良い曲が収録されているライブDVDです。オープニングの「終わりなき旅」、「PADDLE」、「tomorrow never knows」、「Sign」などまだまだ観ておきたい映像ばかりです。

ライブDVD↓

CDアルバム↓